言わずと知れた「貴方はもう忘れたかしら」でおなじみの神田川。東京の下町から山の手を流れるこの川には、いたるところに「東京の歴史」が刻み込まれているはずです。
そうした街並みを楽しみながらの散歩というのもアリなんですが、今回もいつも通り「水源を求めてガムシャラに歩く」という苦行にチャレンジしてみたわけです♪
隅田川の東側から観た風景。向こうに見えるのが神田川の「出口」です。(ただいま午前9時30分)
隅田川を渡り神田川のほとりの緑の橋が柳橋。かつて「粋な遊び場」として栄えた場所ですねぇ。いまでも船宿が多数軒を構えています。
神田川の上流方向を眺めるとこんな感じ。ここから川を遡って行くわけですが、果たして無事に「水源」を見つけることができるのでしょうか♪
秋葉原電気街の南側に到着。(ただいま午前10時01分)
某シュタインズ・ゲートの舞台にもなった「神田ふれあい橋」。向かって右手が秋葉原電気街(今では萌街かな)、左が柳森神社です。
某シュタインズ・ゲートでは「柳林神社」となっていた「柳森神社」。 当然「IBN5100」など保存されていません。しかし「あるモノ」が祀られているので「肉食系女子の聖地」になりそうな予感は否めません♪
万世橋を越えると昭和レトロな「赤レンガ店舗」が見えてきます。川の上流向かって右サイドには「ビリヤード場」なども残っているのです♪(ただいま午前10時29分/だいぶ道草した感じ)
神田川が外堀と合流してしばらく行くと謎の「暗渠の出口らしき場所」が見えてきます。近いうちにここも探索しなければ♪
飯田橋駅近くにあるこの塀には「いいだべえ」の名称が! 「いいだべい」ではなく「いいだべえ」なところに江戸っ子魂を感じますねぇ♪
飯田橋駅手前で「左方向に外堀」と「右方向に神田川」と分離します。(ただいま午前11時53分/近くの喫茶店で結構休んだ後に到着)
分離した神田川は首都高の下を流れていきます。
しばらく行くと椿山荘脇へと。川の北側(写真右側)には ボクが「椿三山」と名付けた山脈が走っているのです♪
椿山荘脇の「ハイソな石畳」をなんと「巨大なカメ」が散歩していました。飼い主の方が少し前を歩いていて、その方にちゃんと追いかけて歩いているんですよ! 今回の探索で見つけた「圧倒的な存在感」でした!(ただいま午前12時35分/土曜のこの時間はいつもカメが闊歩しているのだろうか?)
ついに「神田川」と「妙正寺川」とが合流する地点に到着しました。妙正寺川の水源探しの記事はコチラです♪ (ただいま午後1時06分)
更に行くと高田馬場駅を越えて専門学校やオフィスや住宅が混在する街並みを流れ行きます。
偶然見つけた「クラフトコーラ」のお店。スパイスが効いたかなり美味いコーラでした♪
新宿区と中野区との間のこの辺りでは、神田川沿いは整備された遊歩道になっていました。(ただいま午後1時54分)
西新宿のビル街を超えたあたりにまたしても「暗渠出口らしき穴」を発見。
古地図のアプリで見るとなんとなく支流が流れている感じです。いつか探索してみたいですねぇ。
ようやく、神田川と善福寺川とが合流する地点へと到着。右手が以前、水源を探索して歩いた善福寺川、今回は左手を進みます。(ただいま午後3時38分/少し前に、近くの喫茶店でパンとコーヒーを食べてからの到着。)
ちょっと高級そうな家が立ち並ぶ空間を流れていきます。
川沿いにいた「かんがえる」という名前のカエルらしきオブジェ。いい顔しています♪
久我山駅近辺では神田川にも蛍が生息しているようです!
駅前は良い感じの呑み屋さんが並んでいました。ほろ酔い加減で蛍を観ながら散歩する、というのも良いかも♪
夕暮れ近くにようやく「水源らしき場所」に近づいた感触が!(ただいま午後6時45分/ここまで来ると足が痛くて痛くて)
どうやらあの「水門」が神田川の水源のようです。神田川の水源はなんと井の頭公園の池だったのですねぇ!(ってはじめから知っていましたけど♪)
やったー!ボクは石神井川の水源を発見したぞおおおお!!(ただいま午後6時49分/休みながらとは言え9時間以上もかかってしまった)
もしかしてこの水門を閉じると神田川は干上がるの? まさかねぇ♪
長時間歩き続けて足が痛くてかなわんボクを尻目に、家族連れやカップル達が楽しそう・・・。
朝の9時30分に柳橋を出発し、石神井公園に着いたのがほぼ7時でした。痛風発作は起きなかったものの、足の甲やら膝やらなにやらかにやらが痛くて痛くて・・・、やはり還暦過ぎた老体にはチトきびしい行程でしたww
ま、しかし約25キロの神田川を端から端まで歩き切ったので、ボク的には大満足。次はどの川の水源を見つけてやろうかな♪